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高血圧症はストレスも大きな原因に

高血圧とは、血管の中を血液が流れる際に、血管の壁に慢性的に正常より強い圧力がかかっている状態です。血液を送り出す時の収縮期血圧 (最大血圧)と心臓に戻る時の拡張期血圧(最小血圧)のどちらかが慢性的に正常値よ り高くなっている状態を高血圧といいます。

それに血圧が高いこと自体では自覚症状ない場合が多く、気づかないまま放っておくと、動脈硬化が進んで、ある日突然サイレント・キラーとして心筋梗塞や脳梗塞となって現れます。高血圧は生活習慣の影響によるのが大で、特に食生活の中での塩分の過剰摂取、過度のアルコールや偏食の問題の他に最近の高血圧症はストレスも大きな原因になっています。

そもそも食塩制限だけで高血圧はよくなりません。高血圧は栄養的に偏った食事をしている人に多く見られます。つまり、規則正しくバランスのとれた食事が食事療法の第一のポイントなのです。バランスのよい食事とはたんぱく質、糖質、脂肪、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をまんべんなくとりましょう。いろいろな種類の食品を食べることによって得られるのです。

高血圧を防いで健康な毎日を送るには、減塩や栄養バランスを考えた食生活の見直しのほかに運動不足の解消も重要なことです。毎日の歩く距離を増やすだけでも、インスリンの働きが改善され、血圧は下がりやすくなります。その他喫煙は動脈硬化の危険因子の一つとされ、血圧も上昇させますので喫煙を控えたり、リラックスタイムを作りストレスを溜め込まないことなども必用です。